TOEFLテストリスニング問題190
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- リスニング学習の基礎は、大きく分けて 2 つのステップがある
- Speech Perception(音声知覚)
- Listening Comprehension(音声の意味理解)
- このステップをクリアするためのプラクティス
- Dictation(書き取り)
- Repetition(反復)
- シャドウイング
- 会話のストラテジー
- 10 語程度のディクテーションをできるようにしておく
- アメリカの学生生活に関する知識の習得
- 頻度の高い句動詞、イディオムの習得
- 提示された写真と、聞き取った語から対話の状況を把握・推測する
- 講義・ディスカッションのストラテジー
- 科目名、科目に関する語彙の習得
- 高校卒業程度の読解問題を一度で理解できる基礎力の養成
- 500 - 800 語からなる英文を 1 分間に 150 - 170 語(約 3 - 5 分)のスピードで読み返しなしで理解できるだけの基礎力
- タイトルや冒頭のナレーションから内容を推測
- 提示された写真や黒板のキーワードなど、視覚情報と関連付けた内容の聞き取り
- 段落の Main Idea を把握
- 接続詞など、文接続から文の流れを予測
- ノートテイキングを身につける
- 特に注意したいポイント
- l と r、b と v など、日本人には識別が難しい音を含む語の聞き取り
- カタカナ語と元の英語との発音・意味の違い
- 否定形の聞き取り
- 例えば can / can't などは /t/ の聞き取りが重要
- リダクション(音の脱落・弱化)による音の変化
- I want to が I wanna のように短縮されることがある
- ウィークフォーム
- 冠詞、前置詞、すでに話題に出されているものを指す代名詞などにはアクセントが置かれず、小さく発音されたり、短縮されたりする
- ディクテーションの練習は、以下の 手順で行う
- 5 - 10 センテンスを 1 単位とする。1 センテンスを聞き、音声を止め、聞き取った内容を書き取るという作業を、最後のセンテンスまで繰り返す
- 注意点: 1 センテンスの途中で音声を止めないこと
- 1 単位を聞き終わったら、1 回目に聞き取れなかったところに注意しながらもう一度聞き、書き取る
- スクリプトをチェックする。2 回聞いてもわからなかったところ、間違えたところを確認する。その箇所に注意しながらもう一度音声を聞き、それが自分の耳にはどのように聞こえていたかを確かめる
- 人間が近くした情報を一時的に保持できるのは 5 - 9 チャンク程度だと言われている
- チャンクとは、記憶する最小単位
- 訓練すれば、チャンクを語ではなく、句や節、あるいは文にできる
- TOEFL では、効率よくノートを取る技術が身についているかが重要
- 自分にとって使いやすい記号、矢印、線などを決めておいて日常的に使用し、慣れておくと良い
- リテンションの能力が低いと、ノートを取ることはほとんど不可能なので、リテンションの練習もしっか り行い、土台を作っておくことが必要
- TOEFL のリスニング問題の形式は「会話」と「講義」にわかれる
- 会話形式の問題では、「学生と大学スタッフ」「学生と教員(オフィスアワー)」などのパターンがある
- 講義形式の問題では、まずナレーションで、どの科目の授業なのかが説明される
- あらかじめ英語の科目名をなるべく多く覚えておく必要がある
- TOEFL の代表的な質問としては、以下の 4 つがあげられる
- 会話や講義の目的を尋ねる質問
- 内容の詳細を尋ねる質問
- このタイプの質問に対応するためには、ノートテイキングが必要
- 繰り返されている語句や固有名詞、「なぜ?」という問いかけにたいする応答などには特に注意してメモを取る
- 話者の発言の意図を尋ねる質問
- 話全体を理解する力、英語特有の論理の運び方や語法など、幅広い知識が必要となる
- 推論、推察を求める質問
- 会話形式の問題の中には、大学のサポート部門のスタッフとの会話と、オフィスアワーの教授との会話がある
- ここでは大学スタッフとの会話の特徴を扱う
- よくある会話の流れ
- 奨学金の相談(financial office での会話)
- 奨学金の種類や取得の可能性、申請方法などを教えてもらったり、奨学金が受けられない場合に備えた学資ローンの情報やアドバイスを受けたりできる
- 就職指導(career counselor との会話)
- 企業への応募方法、応募書類の書き方、心構えなどについてアドバイスを受ける
- オフィスアワーとは、学生からの質問や相談に応じるために、教員が研究室に在室する時間帯のこと
- よくある会話の流れ
- 課題のプレゼンの仕方がよくわからない学生が、教授に相談する
- 教授が学生を呼び出し、提出されたレポートの不備について指導する
- 講義は教授と学生のやりとりからなるディスカッション形式と、教授のみが話すレクチャー形式に分類できる
- ここではレクチャーについて扱う
- 問題文を整理して聞き取るテクニックと、それを支える基礎的な知識やスキルが必要
- 問題文の整理は下記のポイントを押さえて行う
- パラグラフごとの論点を把握する
- 講義全体の要旨、目的、結論、解決されていない問題点などを把握する
- ディスカッションのプロセス
- 1: まず、教授がトピックをかんたんに説明し、その講義で学ぶべき具体的な内容を学生に認識させる
- 2: 次に、トピックに関する簡単な質問を学生に投げかけ、その授業への参加意識を高めます
- 3: その後、教授は学生が答えた内容を踏まえて、講義の本題に入る。必要に応じて、質問と応答を繰り返す
- 4: 教授がその日のトピックの結論をまとめるか、結論に至らない場合は一区切りをつけて、次の講義につなげる
- TOEFL では特別な知識を必要としない話題が選ばれることが前提とはいえ、基礎的な語彙力がなければ十分に内容を理解して聞き取れない
- アメリカの大学では political science(政治学) で American Democracy が必修科目となっており、特に大統領の選出方法は重視されている
- 「芸術」の分野の講義には、音楽や建築などがある
- よく扱われるトピックとして、アーティストの業績がある
- 全く知らない人物の場合は、「どのような理由で有名なのか」「いつ頃、どのような実績をあげたか」などに注意しながら聞くと良い
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