TOEFLテストスピーキング問題110
概要
本
かかった時間
xxx 時間
感想
xxx
読書メモ
Chapter 1: TOEFL スピーキング傾向と対策
スピーキングの問題構成
タイプ 1: 独立スピーキング問題(Independent Tasks)
Question1
個人的な好みに関する問題
スピーキングのみ
準備時間 15 秒、解答時間 45 秒
Question2
意見や立場を選択する問題
スピーキングのみ
準備時間 15 秒、解答時間 45 秒
タイプ 2: 統合スピーキング問題(INtegrated Tasks)
Question 3
大学生活に関する問題
リーディング + リスニング + スピーキング
準備時間 30 秒、解答時間 60 秒
Question 4
大学の授業に関する問題
リーディング + リスニング + スピーキング
準備時間 30 秒、解答時間 60 秒
Question 5
大学生活に関する問題
リーディング + スピーキング
準備時間 20 秒、解答時間 60 秒
Question 6
大学の授業に関する問題
リーディング + スピーキング
準備時間 20 秒、解答時間 60 秒
解答の 3 つの評価ポイント
1: 話し方(Delivery)
答えは明瞭で流暢か
発音、イントネーションは正しく、速度は適切か
注意点
小さな声であいまいに発音せず、大きな声ではっきりと聞き取りやすいように話します
個々の語の発音だけではなく、文のイントネーションや全体の速度やリズムも意識して話す
2: ことばの使い方(Language Use)
文法、語彙の使用は正しく効果的か
注意点
文法や語の初歩的な間違いに気をつける
自信のない語彙や構文はなるべく使わずに、普段の練習で使い慣れている語彙や構文を使う
3: トピックの発展のさせ方(Topic Development)
設問に十分に答え、明瞭に考えを述べ、ある考えと他の考えを関連付け、論理的に発展させ、首尾一貫させているか
注意点
しっかりした解答のアウトラインを作り、それにそって話す
話している内容が問題の解答になっているか、答えながらチェックする
スピーキングの対策
出題形式をよく知った上で、自分でも問題を作ってみる
基本的構成要素を用いて解答を論理的に構成する練習をする
メモのとり方を練習する
時間の感覚を磨き、準備時間と解答時間をうまく使う
語彙を強化する
文法や語法の確認をする
解答例から学び、自分の解答を評価する
Chapter 2: 基礎学習
1: Q1 の解答の組み立て方をマスターする
Question1 では「主題、主題の理由、例や詳細、結論」の順に解答を組み立てると、明瞭でわかりやすい構成になる
1: M(Main Point)
主題
答えのうち最も重要な点を述べる
2: O(Organization Indicator)
構成標示
理由の数、ときに内容を示す。時々省略される
3: R(Supporting Reasons)
主題の理由
4: E(Examples / Details)
理由に関する例や詳細
5: C(Concluding Statement)
結論
時々省略される
また T(Transition Word) も使う
接続語句
文と文、節と節などをつなぐ語句で、要素のつながり、全体の構成、順番を示す
15 秒で準備をして、45 秒で解答する
重要表現: 願望に関する表現
「自国において休暇で最も行きたいのは沖縄である」ことを示す場合
In my home country, I would most like to go on vacation to Okinawa.
In my home country, I would most like to go to Okinawa for a vacation.
Of all places in my home country, the spot that I would choose for a vacation is Okinawa.
The place I would most like to vacation in my home country is Okinawa.
2: Q1 の解答に接続語句を活用する
重要表現
順番を示す接続語句
First / First of all / To begin with
Second / Second of all / The second reason is that
追加を示す接続語句
Next / Moreover / Furthermore / Another reason is that
結論を示す接続語句
All in all / Therefore / Consequently / Thus / As a result / In conclusion
3: Q1 の解答で例や詳細を十分に述べる
「例、詳細」を十分に述べるコツ
名称:「理由」に関する有名な人名、地名、題名
種類:「理由」に関する種類、区分
特徴:「理由」に関する特徴、長所
経験:「理由」に関する自分の経験、思い出
重要表現:「例、詳細」を述べる表現(「ノートパソコンの使用方法」を説明する際の「例、詳細」)
For example, I write all of my assignments on my laptop, which includes essays, reports, and other kinds of homework.
For instance, I use it to write and receive my emails several times a day.
In addition, I access news on the Internet using my laptop, especially sports news.
Many of my classes, such as economics and business, require Internet research.
4: Q2 の解答の組み立て方をマスターする
Question2 では 2 つの意見や立場のうち、1 つを選択し、その合理的な「理由」「例、詳細」を述べる
1: M(Main Point)
主題
2 つの意見のうち 1 つを選び述べます
2: O(Organization Indicator)
構成標示
理由の数、ときに内容を示す。時々省略される
3: R1(Supporting Reason 1)
主題の第 1 の理由
4: E1(Examples / Details 1)
第 1 の理由に関する例や詳細
5: R2(Supporting Reason 2)
主題の第 2 の理由
6: E2(Examples / Details 2)
第 2 の理由に関する例や詳細
7: C(Concluding Statement)
結論
「これらの理由で、私は〜と考える」と述べる
時々省略される
また順序、結論などを示す「接続語句」T(Transition Word) を適切に使う
15 秒で準備をして、45 秒で解答する
重要な表現: 比較級を使って自分の立場を表す表現(「夜より朝勉強するほうが効果的である」ことを示す場合)
I think the morning is better for studying.
In my opinion, studying in the morning is much more effective than studying in the evening.
I find that studying in the morning is more beneficial than studying in the evening.
For me, the morning is by far a more advantageous time to study than the evening.
5: Q2 の解答力を伸ばす - 自分の意見、理由を適切に述べる
自分の経験に基づいた「理由」、「例、詳細」を使用する
自分の価値観を確認する
日頃から自分は何を大切にするか具体的に考えておくと、解答を構成する際に助けになる
重要表現: 結論を表す表現
Consequently / For these reasons / As a result / Thus
6: Q3 の解答の組み立て方をマスターする
Question3 では、リーディング、男女の会話のリスニングの後、指定されたどちらかの人の意見を述べ、理由や詳細を説明する
ポイント
1: 課題文の方針を読み、要点を用紙の左半分にメモ
45 秒間、約 75 - 100 語の大学や学生生活に関するある方針についての文章を読む
2: 会話を聞き、読んだ文と関連付けながら要点を右半分にメモ
約 60 - 80 秒で、約 150 - 180 語の方針に関する 2 人の学生の会話を聞く
会話内の男性または女性が、方針に賛成か反対かの立場と、その理由をメモする
3: メモを用いて意見とその理由などを説明
方針を述べ、指定された男性 / 女性の意見とその理由を述べる
重要表現
リーディングにおいて方針を説明する表現
A student ID will be required to both enter the gym and check out equipment.
The usual ban on bike riding on campus will be suspended during the renovation period.
No student will be allowed to register for more than 2 evening laboratory classes in one team.
方針について賛成か反対かの立場を示す表現
For three reasons, the man agrees with the decision to discontinue the use of frequent rider bus coupons.
These are the reasons why the man thinks the change is positive.
That's why he supports the fee increase.
She is against the $75 increase in student fees.
7: Q3 の解答力を伸ばす - 課題文を読み、会話内の意見を要約する
解答の基本的な構成
1: 主題(M)
問題文の「主題」に関わる語句を使い、男性 / 女性が方針に賛成または反対であることを述べる
2: 構成(O)
賛成または反省の「理由」が 2 - 3 個あることを述べる
3: 第 1 の「理由」(R)と「例、詳細」(E)
4: 第 2 の「理由」と「例、詳細」。もし 3 つ目の理由があれば挙げる
5: 結論(C)
「これらの理由で、男性 / 女性は〜に賛成 / 反対である」ことを述べる
重要表現: 会話における男性 / 女性の意見とその理由を説明する表現
The man feels that the $75 increase in student fees is reasonable.
He feels that they deserve a high-quality arena to play their home games in.
The woman thinks that it's unfair to ask all students to pay for the construction of the new sports arena.
She points out that not every student cares about intercollegiate sports.
She suggests that students who think the new arena is necessary pay for it themselves.
She recommends soliciting more alumni contributions to cover the shortfall.
8: Q5 の解答の組み立て方をマスターする
Question5 では、男女の会話を聞いた後、問題点と自分の意見を説明する
手順
1: 会話を聞き、要点をメモする
約 60 - 90 秒で、約 180 - 220 語の男女の学生による会話を聞く
下記の点について、短縮した形や記号を使って簡潔なメモを作りながら、自分はどちらの解決方法に賛成か決める
PR(Problem): 学生が授業や学生生活に関して示す問題点
S(Solution): 話し相手または本人が、問題点に対して示す解決方法あるいは課題に対する選択肢(通常 2 つ)
R(Supporting Reason): それぞれの解決方法
2: 意見を加え、メモを用いて意見と理由を説明する
OP&R(Opinion and Supporting Reason): 自分の意見とその理由
解答では、2 つの解決方法のうち、自分がどちらを選択するかをその理由を含めて述べる
メモの最後に、自分がどちらを選択するかという意見と、その理由について書く
理由は、会話の中の理由か独自の理由をあげる
重要表現: 2 つの解決方法のうち、1 つを自分の意見として述べる表現
Of these two alternatives, I think the woman should choose to move out.
Of these two alternatives, I'd recommend that the woman move out.
The best thing for the woman to do is to move out.
If I were in the woman's position, I'd certainly choose to move out.
If I were the woman, I would choose to move out.
9: Q5 の要点をメモし、解答にパラフレーズを用いる
ポイント
要点をメモする
短時間でメモを取るためには、解答の構成要素のうち、以下の要素に絞って書き出す
問題点(PR)・解決策(S)・解決策の理由(R)、最後に自分の意見と理由(O&R)
パラフレーズ(言い換え)を用いる
よく使われるパラフレーズの方法は以下
1: 品詞の変換(例えば名詞 choice を、動詞 choose に言い換える)
2: 同意語の使用(例えば choice を、同意語の alternative に言い換える)
重要表現: 2 つの選択肢を明確に述べる表現
The man is facing a choice between majoring in music and majoring in business.
The man faces a dilemma and must choose a major in music or a major in business.
The man must decide whether to major in music or to major in business.
The man needs to make up his mind if he should major in music or business.
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